お母さんがいなくて、生きていけるわけないでしょ、と思う。
実際は、朝起こしてもらうわけでもなく、洗濯も食事作りも
一人暮らしなんだから当たり前にやっていて、仕事だって母の手助けを借りていたわけじゃない。
自分でやっているはずなのに、でもやっぱり違うんだよなぁ。
「おはよう。よく寝れたかい? もう家でたの?
今日は寒いからあったかくして出たかい?体にいいもの食べるんだよ」
これがどんなに力になっていたか。
もう母からの優しい言葉が聞けないなんて、絶望的です。
少なくとも、何のために生きているかはわからない。
10年頑張って生きたら1回だけ会わせてあげるよ、とかもないんだから。
あの優しさに触れられることは2度とない。
とんでもなく大きなものを失ってしまった。
だって、お母さんだよ。誰よりも味方になってくれる人じゃないか。
心の支えだから。生き甲斐だから。最愛の人だから。心の穴は大きいよ。
ほとんど心が残ってないんだよね。根こそぎ、持って行かれてしまいました。