目が覚めると、いつも確認したくなる。
ここは母のいる世界に戻ってないか、と。
でも、そうでない世界である事を示すいくつかの証拠がある。
夢ではなかった悲しみに落胆して、こんな世界に生きていても仕方がないと感じる。
最近の1日の始まりはいつもこんな感じ。
日曜日、何もやる気は起きません。
母親を亡くして、やる気があるなんておかしいから普通なんだろうけど。
ただ寝ているばかり。わずかに録音した母の声を繰り返し聴いてしまいます。
ここにも毎日、同じようなことを書いているのだと思うけれど、
自分の中では今日感じていることに間違いないんです。
悲しみは永遠に癒えることはないんだろうな、と思えてきました。
何かで埋まるようなことはあり得ない。代わりがいるような類の話じゃないのだから。
自分が死ぬ瞬間まで、母にもう一度会いたいと思い続けることになるんだろうな。
色んなことを一緒にしたよ。楽しかった。
本当に、これだけは失いたくないというものを失ってしまいました。