生後11日目

12月2日ぶりに、群馬に戻ります。

 

お昼過ぎに家を出て、電車に揺られています。

 

親戚の方とは、たくさん悲しみを共有しました。

 

忌引きの期間は今日で終わり。

 

明日から、母がいない世界を、ひとりで生きていかなければなりません。

 

まだ全然、心は血だらけで、かさぶたにもなっていません。

 

母以上に愛情深く自分に接してくれる人はいないので、もうこの先、生きて行くのがつらいです。

 

どうなってしまうのやら、先が見えません。

 

人生の終わりは、こんなに急に訪れるものなのですね。

 

他のことに手がつかないです。

 

電車の中、親戚の人にラインをしたあとは、どうしようかなってなっています。

 

何かやりかけても、集中してしまうことで、

なんだか母のことを忘れてしまうんじゃないかと怖くて、すぐにやめてしまいます。

 

母は、優しかった。なんでも話を聞いてくれたなぁ。楽しかったよ。幸せだったよ。

 

どうしてこんなに早く、いなくなってしまったの。

 

生きるってつらいなぁ。

 

日常に、戻れるかな。