水に手が触れると痛い。布団の中で足を動かしても痛い。
またこの感覚が戻ってきてしまいました。
どうして42歳くらいでお母さんを失くさなくちゃいけないんだ。
1番好きだからね。生き甲斐そのものだから。
自分の存在意義そのものだから。
何のために生きてるかって? そりゃあお母さんと話をするためだよ。
その話の中でお母さんを喜ばせたいから働いてるんじゃん。
いなくなったらもうどうでもいいんですけど。
なぜ切り離す。お母さんいないなら、自分の人生も終わりだから。
1人で生きていけるわけないじゃん。
喜びのすべてをお母さんとの関係の中で見出してきた。
他で楽しいことがあっても、最終的にはお母さんに報告して完了した。
これからはすべてが中途半端になってしまう。
お母さん大好きだ。いつまで経っても大好きだ。
みんなどうしてるの? お母さんいなくなったらヤバイよ。
もう気が狂っているから。
平然としていろなんて無理だからね。ああ辛い。生きているだけで辛い。
苦しい。布団から出られない。何も頑張る気が起こらない。
お母さんのところに行きたい。一刻も早く行きたい。
どうしよう。発狂する。心がぐちゃぐちゃになっていく。
寂しい。いいから早くお母さんに会わせてくれ。
できないのなら俺自身を消し去ってくれ。
この世界で起こっていることは間違いだから。正しい道に修正してくれ。
平和に、お茶を飲んでいるお母さんを返してくれ。
もうだめだ。苦しい。痛い。