2024-01-04から1日間の記事一覧

36日目・夜4

妄想の電話。内容は母との会話っぽくてしっくり来るけど、 泣きつこうと思って電話したのに、明るくなってしまった。 ちなみに、母は北海道生まれなので、少し訛っています。 横浜の人と話す時はそうじゃないけど家族で話す時は訛りを少しだけ残してお互いに…

36日目・夜3

「もしもしー?」 「はいはーい。遅いねー、いま大学の帰りかい?」 「いやいや。今日はもう6時ごろ帰ってきたんだ」 「そうかい。よかったね。明日もあるからね。休みなさいよ」 「うん、お母さん何してるの?」 「んー? 家、ついてって(イイですか?とい…

36日目・夜2

「家、着いて行っていいですか?」が長時間ある時は、 必ずお母さん情報くれてたなぁ。 「今日家ついてって6時からあるわ」って。 早く帰れたら、SkypeかLINE繋ぎながら一緒に観てたなぁ。 「あら、こんな人いるんだねぇ」って。

36日目・夜

昔、「例のあの期間」があった。 余剰博士という言葉に怯え、博士課程の扉は空いていても入るのを恐れた期間。 進路決定はギリギリ。いや、今になって思えば一般企業への就職の道を進むには遅かったんだと思う。 だけど、本当に博士課程に進むかどうかはギリ…

36日目・夕方4

母の写真を見る。今にも優しく声をかけてきそうな気がする。 いや、生きてるでしょう? 横浜帰ったら今頃テレビ見て夕食食べてるんじゃないの? 本を読んだり、庭の花に水をやったり、紅茶飲んだり、お風呂入ったり、ねぇ? 今日もそんなふうに過ごしてたん…

36日目・夕方3

10日ぶりに録音したお母さんの声を聞きました。 実家に帰っている間は我慢していました。 今日は我慢できなくて聞いちゃった。 ああ、優しい母の声だ…。唯一の安らぎ。いつもいつもいつもいつも、優しかったんだよ。 おかあさん。おかあさんおかあさんおかあ…

36日目・夕方2

逃げ帰るように家に戻ってきました。 夜が怖い。夜の移動が本当に怖くなった。 こんな世界は耐えられんよ。

36日目・夕方

あっさりと自分の人生が地獄に突き落とされた感じ。

36日目・昼4

論文を読んで楽しいと感じる度に苦しみが全身を駆け巡る。 ダメージを受ける。なんで母親が亡くなったのに楽しいと感じてるんだ。 怖い。 つらい。 お母さんいないとダメだ。

36日目・昼3

あまりにも寂しい。 この先、もう2度と幸せがないんでしょう?

36日目・昼2

お母さんがいない世界でなんで生きてるんだろ。何のために生きてるんだろ。 生きていても何も楽しいことがないぞ。 意味がないのに仕事なんかして、こっけい過ぎて笑ってしまう。 現状、ただ生きているから生きているだけになってしまった。 それは事実だか…

36日目・昼

大学へ来た。人っ子1人いない。世界は滅びたんか。