お母さんがいないとか無理だ。本当に悔しい。
お母さんが好きなんだよ。一生言ってやる。
お母さんと話がしたい。何でも報告したいんだよ。
なんで自分が普通に生きてるんだ。
お母さんと命を半分こしたかった。
奈良に行った時、鹿のエサを持っていたお母さん。
鹿が寄ってきて、怖がっちゃった。
「きゃー、怖い」って。可愛かったです。
ツルツルの氷の上を歩いた時も、
「きゃー、怖い」ってしがみついてきた。
お母さんと歩いてると、お母さん、結構手を繋いでくる時があって。
まだ股関節の手術をするずっと前から。
観光地に行った時が多かったかな。
色々、見ながら、気がついたら手を繋いできたり、腕を組んできたり。
恥ずかしいけど、いいやって思っちゃった。
お母さんがそうしたいなら、このまま歩こうって受け入れた。
良かった。振り解いたりしないで。
もっと色んなお母さんが見たかったなぁ。