「もしもし？」 「もしもしー。今どこー？」 「んー家だー」 「今日は家にいたのかい？」 「いや、大学行ったー」 「行ったんだー。何時ごろ帰って来たのかい？」 「4時半に大学出て、何時ごろ帰ったかな。今日は歩いて行ったんだ」 「あらぁ、寒かったしょ…

お母さんのいない世界を生きるのはつらい。早くお迎え来ないかな。

再び写真がたくさん。 もうこれ以上思い出が作れないなんて信じられないよ。

寂しいな。話し相手が欲しい。

時が止まってしまった。

「もしもし？」 「はいはーい。おはよー」 「うん。おはよう」 「今日はいい天気じゃない、ねー」 「うん」 「昨日は？ ぐっすり寝たかい？」 「いやー。なんだか寝たり起きたりだ」 「そうかい。部屋は？ あったかくして寝たかい？」 「んー。寒い」 「ちゃ…

寂しい。人に会いたい。

母がいないと、自分はなんて孤独なんだろう。