静寂

クーラーを消します。

 

するとどうでしょう。

研ぎ澄ませば、鈴虫の鳴き声が微かに聞こえてきます。

それは、精神を集中させてよく聞かないと聞こえてきません。

これは自然の音なのですね。

 

何もないから聞こえてくる音。

それが普段の生活では聞こえなくなっている。

とてももったいないことだと思います。

物が溢れて便利になって、都会では消えてしまった音がここでは聞ける。

地球の音だ…。最高だ…。

 

いわゆるアレですよね。

地・風・火・水の4つのクリスタルに守られている音。

大地のゆらめき、風のざわめき、炎のゆらめき、水のせせらぎ…だっけ(どれか違うかも)。

さらに、この環境で数学ができるのは最高すぎます。

 

さて、そろそろ暑いのでクーラーを付けるのですけれど。

うーん。残念。高知はまだ夜でも暑いですね。

最高気温33℃、最低気温24℃。そろそろ24℃に向かいつつあるならクーラーは要らないはずですが、消すとなかなか暑いです。

 

明日からの講義に思いを馳せつつ、自然に音のみが存在する世界への感動を味わっています。

1日3コマずつとなると体力勝負の感が強くなるでしょうか。結構きついのかな。どうだろう。

 

若い時は、モノが溢れていることが大事だったかもしれませんが、大自然に囲まれている環境は本当に豊かだと思います。

 

1日1コマずつやって、15日滞在するというのもなんかアリかもと思えてきました。

1日1コマなら、例えば午後はまるまる研究できるじゃん?

まぁ宿泊費はかさむから大学は嫌がると思いますが。

学生さんもか。そんなに1つの集中講義に構ってられないですよね。