TOEIC

持ってはいない本ですが,
「新TOEICテスト直前の技術 スコアが上がりやすい順に学ぶ」
(ロバートヒルキ,ポールワーデン,ヒロ前田(著),アルク(出版))
では,「2→5→6→1→7→3→4」の順にスコアを上げやすいという説を提案しています。


順番はともかく,A={1,2,5,6}, B={3,4,7} のどっちを勉強するのが気が楽か? と言われれば,
明らかに集合Aを選んでしまいます。今回はパート2を集中的にやっていますが,
個人的には集合Aの要素には,それほどはっきりした取っ付きやすさの違いはないように思えます。
集合Aに関しては,勝手知ったるという気分にはなっていて,
次に力を入れる項目を選ぶとしたら,もう集合Bから元を取り出すことになります。


そこで,7→3→4という順番ですが,何でこの順番なんだろう?というのが気になります。
もちろん,買って読めばその理由を知ることができると思いますが,
別に数学者の仕事をしている上で
TOEIC の点数を飛躍的に上げなければならないというノルマも危機感がもなく,
個人的な興味で各パートの特徴を自分で調査してみたいという程度なので,
すぐに買って読まなくてもいいかなとも思います。(もちろん,買ってもいいのですが。)
(海外出張向けに英語を勉強していますが,TOEIC はついでというか趣味以外の何物でもありません。)


7は長文読解,3は会話のリスニング,4は説明文のリスニングですよね。
7は長い(長文だから,という意味ではなく,試験中取り組んでいる時間が長い)のと,
ラストパートだからなんとなくラストボスという印象があり,
疲れもたまっているという事から難易度は最後の方かなと思っていました。
他にも,パート7は,如何にパート5,6を早く終わらせてパート7に時間を残すか
(パート7のために50分残せるか?)という点にも気を付けなければならないので,
パート5,6を解いている間から気にしておかなければならない世話のかかるパートです。
(パート7があるからと言って5,6を焦りすぎると逆に5,6の精度が下がるのでバランスも大事です。)


パート7の勉強(対策?)はまだ不十分で,
なんとなくこれまで問題集はいくつか解きましたが…,という程度なのですが,
パート7を攻略する上で2番目に大切なのは,パート7の文章にどれだけ興味が持てるか,
ということにあるような気がします。(1番目には触れません。)
TOEIC はビジネス面で点数などが必要になる場合が多いので,
(もっと言うと,数学者としてはTOEICはどうでもいい????)
パート7にも如何にもビジネスものというのはたくさん出てきます。
ミーティングの時間や目的などのメールは,
研究集会の時間や趣旨がメールで送られてくることも多いので,
慣れているし,興味が持てます。
広告文とかも読んでいて興味は持てます。
ただ,大体ワンセットくらい,最後から2番目のワンセットであることが多い気がするのですが,
「読みたくない」「興味がない」「問われていることがどうでもよく思えてしまう」
ということがあります。そのジャンルがきちんと定まっているのかはまだよくわかっていません。
ここまで頭が拒否してしまうような問題は一体何なのでしょうか。
疲れて投げやりになっているのか,本当に嫌いなのか,気になってきました。
もう少し模試を解いてみたりするとわかるのかもしれません。


さて,集合Bの中でパート7が一番スコアが上がりやすいというのは,
どういう事なのでしょうか。
なんだか夜になったので,眠くなってきました。
パート7は,思ったよりは見かけ倒しなのかもしれないですね。
長文問題ですが,パート7の文章を初めから終わりまで真面目に読むものではないですし。
該当箇所を如何にして早く検索できるか,という情報検索の能力が問われているだけ,
と言って,8割〜9割は正しい気がします。
1割くらい,国語の能力が問われてそこに難しさがあると思います。
模試の解説なんかを読んでも,
「こう書いてあるから答えはこれだと推測できる」という解説がしてあることがあります。
本当かな?と思ってしまいます。
そういう場合は,2分くらい考えると本当のような気がやっとしてきて,
国語力のなさを痛感してしまいます。
パート7の訓練を重ねるにあたって,
「情報検索能力を早くする」というのと「読解力を根本的に上げなければならない」という
2つのテーマがあるんじゃないかなと個人的には思います。


もうホントに眠いです。続きを考えながら寝ようと思います。