だめだ…。吐き気がします。
新しいことなんてできるわけもない。そりゃそうだ。
まだ、もともとやれてたことすらできない状態なのに、
新しいことなんてできるわけがない。
踏み出すことを考えたら、吐き気がしました。
だって、その先にお母さんはいないのだから。
自分の中の細胞、ひとつひとつが、お母さんを求めて鼓動している。
細胞に我慢しなさいと言い聞かせないといけません。
あっちの細胞、こっちの細胞、全部、お母さんの優しさを覚えてる。
長い間、早く安らぎが欲しい、安らぎが足りないと騒いでる。
細胞は、傷ついたまま、休まっていません。
騒いだってだめだ。でも、細胞は止められない。
3度目の月命日。
3ヶ月前に、私を優しく包んでくれた温かい、
この世でたったひとつの大切な命が消えてしまったんだ。
悲しい。
お母さんの前でしか、本当の自分になれないよ。