背筋が凍る覗き穴

帰宅とともに、背筋の凍る思いをしました。

というか現在進行中だと思われるので、ゾクゾクが止まりません。

 

危険の意識共有のために書きますが、覗き穴ってあるじゃないですか。

アレって、外からでも見ることができるのだそうです。

しかも結構簡単に。僕はもちろん実際に試したことはないですが、あまりに簡単な方法だったので気になる人はググってみてください。

 

でね。帰宅すると違和感があって、覗き穴の周辺が綺麗なんですよ。

まるで拭いたあとであるかのうように。

実際、その綺麗な場所の近くを手で拭ってみると、同じように綺麗になるんです。

まさか、誰かが最近、僕の家のドアの覗き穴の近くを拭いたのではないか。

そうじゃないと、どうしてドアのそこだけ色が違うかの理由が説明できない。

拭き取ったとすると、誰が何のために?

 

まさか外から覗く方法があるわけがない。そう思って検索すると覗けるらしいということがわかったわけです。

 

覗いて中に誰かいるか確かめたのか?

でも、いないことがわかったら、普通は空き巣に入るんじゃなくて?

この時間にこの家の住人はいない、というデータを集めてるのか?いつか空き巣に入るために?

おいおい大丈夫かよ…。

 

ただ、覗くだけなら別に覗き穴の周辺を拭く必要はありません。

むしろ、僕が犯人なら覗いたことがわからないように、ドアには極力触れないようにすると思います。

黒ずくめの組織のようなプロなら、現場に痕跡は残さないはず。

 

となると、犯人は痕跡を残すようなヘッポコか、あるいは…。

 

あるいは、住人が気がつくように敢えて拭き取った跡を残したとか。

何のために?

それはもちろん、住人に恐怖を植え付けるためということになるでしょう。

お前は覗かれてるぞ、というメッセージを暗に残して恐怖感を与えるのが狙いだというケースです。

その場合、実際に覗く必要はなくて、ただドアを拭くだけで効果を発揮しますよね。

 

一応、怖いから覗き穴を内側から付箋を貼って塞ぎましたが、もしも犯人がヘッポコで、覗くことが目的であった場合には次も覗く可能性があって、その時に付箋が貼られていて覗くことができないことによって住人に気付かれたことに犯人は気づくことになります。

すると逆ギレして別の何かを仕掛けてくるとか?

 

まぁ、考えすぎかもしれません。

覗き穴の周囲が綺麗だったのは、雨や風の当たり具合によるもので、自然現象的な痕跡であるかもしれません。

普段あまり気にしないので、たまたま今日見たときにそんな風に見えただけかもしれません。

でも、日常のどんなに些細な変化も推理の時には見逃してはなりません。

むしろ、小さな違和感が事件解決のための大きな手がかりになることもあります。

些細な変化なのかもともとそうだったのかがあまりわからないのですが、違和感として認知したことは何らかの意味があるのかもしれなくて…。

ああ怖い。思い過ごしであって欲しいです。

これ、大家さんか警察に連絡した方がいいのかな。

もしかすると指紋が残されていたりして。

 

あと、僕の家のドアだけなのかどうかも重要かもしれません。

周囲を見渡してみて、同じであれば少なくとも僕個人を狙っているわけではないのがわかります。

もしかしたら本当に自然発生なのかもしれません。

 

妄想の亡霊に過ぎないことを願いたいところです。

 

物騒な世の中といえば物騒な世の中ですからね。

新手の詐欺は絶えないですし。勤勉に働く喜びを知らない人間もいるからニュースが騒がしいわけですよね。楽をして、他人の財産を狙う輩もいます。いつの時代にもいるのかもしれませんが、日本は心の面では豊かとは言えないからな。

幸福度ランキング、58位ですって。どうすんすかね。