高学歴ワーキングプア

水月昭道さんの『高学歴ワーキングプア』(1月8日購入)を読みました。今年の2冊目です。
副題が『「フリーター生産工場」としての大学院』という刺激の強いものになっているこの本。
『例のあの期間』における大きな問題点となったテーマを取り扱っているものになります。
大学院の現状をそういう視点から眺める機会に再び遭遇したことになりますが、
『例のあの期間』に一度深く考えた今となっては、完全に鵜呑みにはできないと思える点もあり、参考になるなと思える点もありました。
そして最後に思ったのは、「現段階でつかめるチャンスはすべて掴まなくては」ということ。
高校受験に受かった瞬間に大学受験の心配をするような感じではあると思うんです。
でも、いろんなアンテナを張り巡らせておかないといけないなと思いました。


ちなみにこの本は助手の先生が読んでいると見せてくれたので真似して買ってみたものです。
こういう問題に限らず、社説ものはまた読みたいかな。