空から降る一億の星

北川悦吏子さんの『空から降る一億の星』を読み終えました。
2002年に放送された月9ドラマの内容だそうです。
今回は他の作品と違って話が重かったです。
最後の方は, 苦しくて読んでられないという感じでした。
中盤の優子の「なにかあっても, あなたの心は私が守る」という台詞が胸に染み込んできました。
(コナンも「オメーのことは俺が守ってやるから心配すんな」とか言うと思いますが, こういうのいま好きです。)


これで手元にある北川悦吏子さんの小説はすべて読み終えたことになります。
2008年8月15日に『その時、ハートは盗まれた』を読み終えてから
2年半近く空いて最後の1冊を読み終えたことになりますね。
最後の1冊ということもあって, なかなか読み終えたくなかったために随分時間が空いてしまいました。
空から降る一億の星』も良かったです。


北川悦吏子さんの小説にはまったのは『オレンジデイズ』がきっかけですね。
School Band 『疾風の夏みかん』を作曲した後, みかんつながり(?)で書店で見かけて手に取りました。
とても読みやすい印象を受けて, そのあとドラマの『たったひとつの恋』を見た後, 小説を読んでいきました。
どれも引き込まれる話で, 読み終えたあと読んでよかったと思えるんですよね。不思議な力があります。
Wikipedia で調べてみたところ, 最近は連続ドラマの脚本を書かれていないようですが, 次回作があることを楽しみにしたいと思います。


これまで読んだ作品の内容は2年半も経てばもう忘れてしまっているので, いつか読み直してみるのもいいかもしれません。
京都に行くにあたって, いろいろ処分できるものは処分しようと思っていますが, やっぱり北川さんの作品は持っていこうかな。


次は『デセプション・ポイント』,『ロスト・シンボル』,『レイトン教授と幻影の森』あたりが気になっています。
レイトン教授と幻影の森』はもったいなくて読めないかも。
レイトン教授シリーズとしては『奇跡の仮面』が来月発売されますが,
Nintendo 3DS はしばらく買わないので(いつか何らかの同梱版が出るはず)
プレイするのは次回作が出る頃かもしれません。
なんとなく, 次に読む話としてはそろそろハッピー・エンドな話がいいです。