居ながらにしてホームシック

■ドイツ語論文
読み始めていきなり最初の文章が関係代名詞を含む文章という過酷な状況でスタート。お相手さんは全力です。
面白かったのは「分離動詞は分離しない」の一言。ツボにはまりました。
分離動詞なんだから分離しろよ、と突っ込むしかないですよねぇ。
はじめは論文の前書きを読んでいたんですが、1行に知っている単語がひとつもない状態が苦しくて5行読んで休息。
数式を見れば少しはやる気が回復するかもと思い、その後は前置きを飛ばして第1章に突入する作戦に変更。
そして第1章の第1段落(3行分)を読みました。しかし、まだ数式は一本も出てきておりません。
次の第2段落はある概念を定義しているのでやっと僅かですが数式のお姿が拝見できます。
その定義は既に知っているので、その知識が活かされてドイツ語翻訳の手助けになればいいなと思ってます。


それにしても、もう別世界。気分はラビリンス。日本語が恋しくてたまりません。ホームシックです。


行きがかり上、数学者 Harald Bohr さんについて少し調べました。
Wikipenia によれば、なんと彼は数学者でありながら football player でもあり、
オリンピックで銀メダルを取得しているそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Harald_Bohr
数学以外の才能もあった方がなんかいいなぁ。


■ドクター卒業条件
謎の多い博士課程卒業条件。大学院によっては、「査読付き論文2本」なんていう所もあるみたい。
自分の通う大学院は、何十年か前までは「査読付き論文5本」だったらしいので、さし当たっての目標はその辺が妥当?