実家へ

実家に帰ってきました。

 

やっぱりなんだか寂しい気持ちになるんですよね。

20年前の今頃はもちろんこのベッドで寝ていたんだけど、

あの頃のドラえもんはまだ温かみのある大山のぶ代ドラだったんだ、とか。

他にもハッピーエンドで終わったキャラクターたちが時が止まったまま心の中にいる。

あなた…どうして…どうして年を取らないの…?

創作物なんだから当たり前なのに、時が止まった世界で生き生きとはしゃいでる。

そんな記憶がありありと思い浮かぶのに、信じられない。

自分自身はあの頃と比べて20年も歳を取っているんだぜ。

俺もそっちの世界へ入れてくれ…。

21本論文を書いている間に、俺の時間は進んでいる。

20年前には想像しなかった未来を進んでるのは確かです。

 

それから、地元を行き交う人を見ると人間に見える。

あっちの世界の人たちは同じ人間とは思えない。何かが違う。