明日の目的地まで1時間15分(駅から駅の話)。近いなと安心していたのですが、
実は新幹線の本数が驚くべき少なさでした。
11時13分の前は9時30分の電車しかありません。
11時13分に乗ると12時33分着。9時半に乗ると11時5分着。
目的地周辺駅からは、徒歩で20分、バスがうまくあればもう少し早く着けます。
まぁどちらで行っても途中で昼食は取るでしょうから到着時刻は、
前者なら2時、後者なら12時半くらいでしょうか。
3時半から講演が開始ということなので、11時13分のもので十分と思っていましたが、
早めに着いて図書館に行きたいなという気分になってきました。
なにしろ、所属大学には数学の論文の品揃えが乏しすぎるので、
実質僕の分野に関連する数学の雑誌(読む可能性のある数学の雑誌)は3件です。
よく閲覧する雑誌は置いてありません。3件はまぁ見ることもあるかな、という程度のもの。
というわけで、他大学の図書館には期待しているのです。
ドイツに行って興味がある文献もできたし、いま研究していることに関する論文で必要なものもあります。
それらが手に入るとは限らないのですが、手に入る可能性はあるんですよね…。
その可能性ってやつに賭けるなら、早く出て図書館に行ってみるべきかなと思います。
もしなかったら…そのまま図書館で仕事をすればいいか。
期末試験作りにしろ研究にしろやることはまぁあるわけだし。
考えながらテレビをつけていますが、ひきこもりのことをやっています。
具体的な数は忘れましたが、ひきこもりの人の数が凄いみたいです。
こんな状況の日本…困りますねぇ。
就職先が見つからなくて引きこもらざるを得ないという人が多いんだそうで、
結局は、企業側にお金がなくて雇えないんじゃないですか。
働き手の絶対数は絶対に多い方がいいんです。
なぜなら、所得税が国に納められるし、国民健康保険も給付できる額が広がります。
働き手が少なくなれば少なくなるほど、社会を支える税金が少なくなり、
下手をすると収めている人個人の負担が多くなるんじゃないでしょうか。
そんな感じで消費税8%とかになっちゃってるんでしょ?
税金なんて一回上げたらもう下げましょうなんてならないんだから、あーあ…という感じですよね。
もっと働き手=税金を納める者を増やさなければなりません。
そうなると、教育者もそういう気持ちで学生さんを見ないといけないですよねぇ。
これからきちんとどこかで働ける人を作らなければならないのですが、
やっぱり努力できる子はその辺有利ですよね…。高校の知識もあやふやで大学に来て、
授業もテレビを見たいからとか言ってサボり、そーいう学生でもテストが受かるように
難易度をめちゃくちゃ下げて作ってもらった試験をなんとかパスして単位を集め、
それで大した努力もせずに大学を卒業していくような人物を企業が取りますかいな。
やっぱり大事なのは苦労するということです。
わからないことを徹夜をしようが何をしようがとにかく自分で考えて答えを出す。
上位の大学の学生さんほどそういう経験を持つ学生さんは多くなるんじゃないかと思いますが、
大学をレジャーランドだと思ってる大学生さんには徹夜で勉強するなどアホらしいことですか?
まぁそういう学生さんでも大学にとっては価値がありますよね。
学費を収めてくれるわけですから。収められた学費は大学教員のお給料になるし、
教材費になるし、研究費になるし、設備備品費になるし、とにかく大学を良くするために使われます。
こちらとしてはお給料をもらっているから、授業は一切手抜きをしませんし、
手作りの問題集なんかも作って配るわけですが、授業のノートもノートを取るだけで見返さず、
配布資料も自分で読んで問題集に取り組んでみようという気がなければなんの勉強にもなりません。
結局は本人がやるかやらないかですし、やれば努力が実り自信が付き、能力が増え可能性が広がり、根性や物事に取り組む姿勢が世の中に評価されると思うのですが、まぁ勉強とか嫌いな人の方がやっぱり多いのが現実なのかな?
世の中勉強だけとは言いませんが、努力はした方がいいですね。
あれ? 話題がなんか反れてるな…。とにかく、働き手を増やさなければなりません!
みんなで国を支えましょう! で、1人の支える額が減るように祈りましょう。
高齢化社会で無理かもしれませんが、それでも働く人は誰でも日本の宝です。