守りたい

俺は,守りたい。俺は守る為に, 強くなりたい。
守るべきものを失ったはずなのに,それなのに俺は守りたい。
守りたいという気持ちがどんどん強くなっている。
この気持ちは,幻想に惑わされて生まれたものじゃない。
守れなかったからこそ,もう2度と大切なものを失いたくはない。
だから,大切なものを守る為に,強くなりたい。


「夢が叶わなかった現実を輝いて生きる」ということにつながっている気がする。


思い出になってしまった俺よりも,絶対に強くなって,大切なものを守ってみせる。
俺が思い出の中で守れなかったものを,いつか必ず守ってみせる。


まだ悲しんでいたいという気持ちもあって,悲しむ時はきちんと悲しむことにするけれど,
その気持ちに素直に従って悲しめば悲しむほど,思い出が完成へと近づいていくような気がしています。
目的は,あとから探す。俺は,次に見つかる夢を守りたい。未来の夢を守りたい。