くだらない!!!

東横インに宿泊しているので朝日新聞が読めています。
本日の日刊の一面には,日本の悲しい現実‐職業難‐についての記事が書かれていました。
機内で読んでいた「実践ビジネス英語9月号」にも,
雇用の問題が書かれていて,深刻さを痛感しています。
「実践ビジネス英語」の方は,数年前の大不況を抜け出したものの,
依然として職業難は続き,特に失業期間があることを理由に採用を拒む会社があるのが現実だということが書かれていました。
そして,朝日新聞には,失業し,生活保護を受け,ハローワークに通い,
全財産の5万円を所持して東京へ面接に向かい,断られるという現実について書かれていました。
他にも,当時48歳の会社員が,「幸せにしてあげられなくてごめんなさい」という遺書を妻に残して自殺。
切なすぎて胸が苦しくなります。読んでいて正直辛いです。


なんとかならないものですかね…。
誰だってそんな生活を望んでいるわけじゃない。
それでもそんなにもうまくいかない現実があるなんて…。
会ったこともない人の話でこんなにも胸が苦しくなるのに,
自分の大切な人がもしもこんな状況になったらなんて思ったら耐え切れませんね。
特に,京都のあの子はシングルマザーなわけですからね。
ご実家でご両親と暮らしているので当面は安心かもしれませんが,
将来的にはどうなんでしょう。
あの子は今,アルバイトをして生計を立てている状態です。
お子さんが小さいうちはそれほどお金もかからないかもしれません。
でも大きくなるにつれて,養育費は跳ね上がります。
高校や大学も私立に行けば僕がこれまで使ったことのないような大金が必要になります。
あの子の親御さんが賄うんでしょうか。
別れた夫から養育費は振り込まれてはいるそうですが,
そういうものは十分な金額なのでしょうか。
アルバイトでどのくらい稼げているのかわかりませんが,
正規職員でなければ保険で守られるでしょうか。年金は払えるでしょうか。
もし病気をしたら? 国民健康保険に守られなければ,
多額の医療費がかかる可能性だってあります。
そんな時,あの子の笑顔は…?


コナンじゃないですが,「あいつが悲しむ顔なんて見たくねーんだよ」という感じです。
「あの子にそんな思いをさせてたまるかよ!」と思ってしまって止められない。
勝手だなぁ。余計なおせっかいの可能性だってあります。
でも,楽しかったんです。あの子の笑顔にはいつも癒されていましたからね。
もしも何かあってあの笑顔が消えてしまうなんてことがあったら耐えられないです。
俺の大切なもの、消させてなるものか。


まったくくだらないですね。俺はなんてくだらないことをしているんだ。
世の中がこんなに大変な状況なのに,真剣さが足りん。
なんていうのかな。今までだってそれなりに一生懸命働いてはいました。
機械のように働く、ボロ雑巾のように働く、忙しい時ほど忙しさが加速してやれやれという感じでした。
でも、何かのために働くということは京都の時はなかったような気がします。
仕事だから一生懸命やる、という感じ?
そういえば、ハイネ・ジュリアノールの魔法にかかっていたんだっけ。
「夢を持つことから一度でもいいから距離をおきたいの」
そしてロスト。「夢なんか見なくても俺は強い」
もともとは、「夢が叶わずに壊れた時、新しい夢が生まれるまでにその夢を抱いていた期間だけの時間がかかる」
という知人の言葉が引っかかっていて、その言葉を信じすぎて前に進まなかったのかもしれないですね。
もしそれが本当だとしても、魔法が解けるにはもう十分な期間が過ぎたと思います。
ハイネは夢が叶わなかったことによって心の中に生み出されたキャラクターなので、
ハイネが生まれてから32ヶ月後に魔法は解けるはずです。
つまり今年の8月。魔法は既に解けていたんだ! 時は満ちた。
そしてあの時から世の中も変わりました。これからどんな未来が待っているのかな。


どっちにしても、研究しよう。仕事しよう。貯金しよう。身体を壊さないように健康的なものを食べて暮らそう。早寝早起きとかも大事だな。もう寝るか。講義の準備中ではあったけど。明日の飛行機の中でやるさ。
気分転換を全くしないのは逆にダメだと思うけれど,くだらないことはできるだけ避けたいな。