タイムリミット

夜が明けたのでもうこれ以上この本を読むのに時間を費やすことができません。
付き合いきれない,という感じでしょうか。2ページ残りました。
残り2ページの部分に関しては証明を細かく検証できませんでしたが,
結果はどういうものなのか理解できているのでもういいです。
もしかすると電車の移動などの隙間時間で読むことはあるかもしれませんが,
じっくり時間を取って読むことはもうできません。全て読めませんでしたが仕方がないですね。
時間には限りがあるものです。今後一週間は来週19日締め切りの書類の作成に集中しなければなりません。
こちらの書類も果たして1週間で終えることができるのか,全くもってわかりません。余裕はありません。
書評の文章自体は20日〜30日の11日間で仕上げようと思います(31日締め切り)。


まぁ大体読んだと言えるので感想的な事を書きますと,
「内容的には基礎的内容を包括的に学ぶことができる良著だったと言える気がしますが,
細部への配慮は部分的に欠けていて,正しく理解をするのに修正を要する点で苦痛を伴う」
と言ったところでしょうか。基礎的内容のはずだが読みやすいとは言い難い。
大事な定理も「肝心な所」が「読者に任せる」とされていることが何度かあり,手抜き感がいただけない。
収録されている題材自体は興味が持てるものばかりだっただけに,
現在見つかっている多くの間違いを修正した完全版が出版されることを期待してしまいますね。
論理的に荒い個所もあり,対比として日本人の書いた名著の丁寧さが引き立ってしまいます。
…こういう内容は書評には書けないのでここに書くしかないですね。
都合の悪い真実は大人の事情で隠されるもの。
自分もそういう大人にさせられることが嫌ですが仕方がないですね。
書評の際には,がんばって良い点を書いていかなければなりませんが,一体どんな文章に仕上がるやら。
今から恐ろしくなります。