見本

来週の月曜日から講義が始まります。


なんというか,若い教員たる者,学生の見本になるように振る舞わなければならないなと思いました。


30歳くらいですから,学生にとっては約10年後。ちょっと先の未来なんです。
僕も修士の頃は,学振に採用されている3年くらい先の院生の先輩を見て,そうなれたらいいなと思っていました。
教授クラスになると先過ぎてあまりイメージが沸かなくて,
やっぱりちょっと先の未来のお手本になる方な人が周りにいるといいなと思います。
(僕には今はそういう人がいません。そういう人がいればいいなと思うのですが…。)


というわけで,若い教員の使命として,生き生きとしていたいと思うわけですが,
というのもやっぱりこの本がわかりにくいから。読みにくく書いているのはわざとなの?
(英語がおかしい。論理的にかゆい所に手が届いていない(もうちょっと厳密に証明して!)。記号の定義が書いてない。などなど。)
良いテキストブックは,その理論を説明する見本になるような書き方をしているのがいいと思いますが,
これじゃあちょっとなぁと思えます。そこから良き見本になる人でいるべきなんだなという気になりました。
(実際どのくらいできるかはわかりませんが,少なくとも気の持ちようとしては。)