準備中3

理論は片付けました。明日少し計算例を追加して終了、かな?


概ね終了したので何を準備していたかを書きますと、高知での授業の準備です。
何をやってもいいという事なので、測度論をやれるようにしておきました。
15回分の授業ができるくらいの分が集まるまで準備をすることを目標に進行。
とりあえず、3日間でルベーグの収束定理まで証明できたので、とりあえずここまで。
ひと通り見直すのはすごく久しぶりで、大学4年生の時以来、
つまりは13年ぶりくらいでしょうか。3年の時習って、院試のための勉強で
伊藤清三先生のルベーグ積分を読んでそれ以来。
もちろん、それを使って関数解析をやっているので使ってはいるのですが。
あくまでも最初から収束定理まで見直しをしたのが13年ぶり、という話です。
FF5を昔クリアしたけど懐かしいからもう一度ニューゲーム、という感じかな。
えらく簡単で手が止まらない。無双のように進んでいくことができました。
簡単なことをやると脳が活性化するだろうから、という脳トレ感覚でした。


しかし、昔勉強した時は15回の授業で話すことを想定して勉強なんかしていないので、
今回改めて授業の準備として進めてみると結構きついです。
きついのは、受講生のレベルによるところが大きいですね。
学部1年生くらいの数学しか知らない人向けに準備しなければならなかったので、
これは基本的だけど知らんだろうなぁ…やらんとなぁ…という感じです。


明日ルベーグの収束定理の実例をいくつか盛り込んで終了という形にします。
フビニは無理だろうからもういいや。
購入しただけで読んでいなかった本をメインに準備したので、
読む機会が得られたということで意外と有意義だったかもしれません。


期末テストの採点の中休みの時間を使ってできたのも良かったです。
研究を始めてもまたブツ切りになるだけなので、
週末プラス数日でできるものとしては適当でした。
自分の大学でも何をやってもいい大学院の授業があるので、
そちらでもこの話をやろうと思います。
毎年同じだと僕が飽きてしまうのがあるので、たまに違うことがやれるのはいいですね。