チリ

勘が鋭い人は、2014年の大晦日のブログから推測できたかもしれません。
「2015年…心が震えてチリチリするぜ。」
これすなわち、2015年の海外出張を予期させるものであったのです!
というわけで、2015年はチリです。
サンティアゴで開催される国際数理物理学会で研究発表をしてこようと思っています。


ポ…というのはもうひとつの候補地ポーランドを指していたのですが、
ヨーロッパはここ最近ゴタゴタしているのでやめようかと思います。
まぁゴタゴタしているのが本当の原因ではなくて、
ポーランドまで行ってしまうとどうも3回休講にしなければならない計算になるためです。
3回休講にするとさすがに授業内容の抜け落ちが激しくなってしまうので
気が引けてしまいました。授業回数15回のせいで研究活動を自粛しなければなりません。
ポーランドは5年前に一度行っているし、
確かにいまヨーロッパに近づきたくないのもないわけではないので
もったいないですが致し方がないといったところでしょうか。
おとといだって飛行機墜落してたりするし。
ヨーロッパはもう6回行っているので、気分を変えて次回は南米へ。
チリの研究集会は3年前から行こうと思っていたのもあるので、まぁ計画通りですわ。


さて南米。日本の裏側です。
うへーと思ってはいましたが、移動は片道30時間越えです。
これは空港から空港への移動時間ですので、その他の移動を合わせれば、
家を出てからやわらかいお布団で眠れるのはまる2日後ってことになりますわな。
というわけで、研究集会フル参加で8日間滞在してしまうと、
移動に前後2日付け加えて12日間大学を開けることになってしまいます。
時期的に期末試験の時期なので、そこで2週間は難しいかもしれません。
フル参加はしないで帰ってくることにせざるを得ないんじゃないかなと思います。
まぁまだもう少し7月まで時間があるので、その辺はおいおい検討していきます。


言語の壁もあるかもしれません。
英語であればもう困ることはないのですが、
公用語スペイン語とのこと。街中がどうなることやら。
英語くらい勉強しなさい!


まずはファーストアクションとして、講演の申し込みを済ませました。


飛行機墜落の原因は、パイロットの病気によるものとのこと。
休養を取ることを命じられていたのにもかかわらず、
頑張っちゃった、ってところなのかな。
ブラックカレンダー士としては、見過ごせない事件かもれません。