遺伝子組み換え食品

「You are what you eat」ということわざが英語圏にはあります。
あなたはあなたが食べているものである、というのが直訳になりますが、
健康診断に引っかかるということはまさに食べているものに問題があると言えそうです。
(もちろん、生活スタイル…睡眠不足や運動不足も起因するのでしょうが…。)


英語の文献を見ていて、あなたはスーパーマーケットで遺伝子組み換え食品かどうかをチェックしますか?
という質問がありました。その理由も答えてください、とのことでした。
答えは、「チェックしていません。理由はいちいちチェックするのは面倒だし、安全性について判断できる正しい情報を持っていないから」となるのですが、
いざそういう文章を書いてみると、非常に子供っぽい意見だなと思えてしまいました。
大人たるもの、こうした情報についても自分の意見を持つべきなのでしょうか?


では、そもそも遺伝子組み換え食品というものは安全なのでしょうか?
調べてみると、デメリットとしてはアレルギーの増加、免疫力の低下、新種のウィルス発生、生態系のバランス崩壊などが懸念されているそうです。
懸念されている、と言われても、実際どうなのかはよくわかりません。
おそらくそうした影響が出るか出ないかがわかるほど、遺伝子組み換え食品の歴史が深くないということなのでしょう。
研究が十分に進んでいないといったところでしょうか。
天から与えられたものの方が人がいろいろいじっているものより良さそうなのは直感的には誰でも感じることだとは思います。
でも、実際遺伝子組み換え食品かどうかをちゃんと確かめてスーパーで買い物をしている人ってどのくらいいるんでしょうか。
もしほとんどの人がそうしているというのなら考えを改めなければなと思いますが。
もし気にせず食べていて本当に病気になるのであればそれは損なので改めたいと思いますが、
知識がなさすぎてどうすればいいのか全くわかりません。
危険性が懸念されているものは食べるべきでないのかは個人の意思で決めるものという感じがしますが、
それでいいのでしょうか。研究者が考えてもわからないことを庶民に選択を迫られてもねぇ…。