潜伏したいけど

こんな中途半端な時期に、G大学の代数学の前期の講義に興味を持ってしまった。
他大学の講義だから定期券の範囲外だし、前期の授業なのでもう既に5〜6回講義が済んでしまっているし、
さらに代数学の講義だから僕の研究を知っている先生から見れば「何やってるんだ彼は?」と受け取られかねないなど、
不都合な点もいくつかありますが、時間の折り合いさえ付けば聞きに行きたいなと思ってしまっています。
来年度も同じ内容の講義が行われるとは限らないですしね。
行くとすれば毎週金曜日に交通費が1,300円くらいかかります。
とりあえず科研費がいつから使えるのかよくわからない状態なのですが、すぐに使えるんだったら行かない手はないですね。
毎週木曜日にG大学に行っているので、毎週金曜日までG大学に行ってしまうと、在籍している大学における不在率が上昇するな。
午前中の講義なので、G大→S大→A と金曜は移動の多い日になってしまって落ち着かないかも。


おそらく講義で行われる初歩的な段階から見れば、一見解析学(主にシュレディンガー方程式)とは何の関係もなさそうに見えるはずですが、
それを越えた先にある話題としてつながりがありすぎているんですよね。
「たぶん先生も知らないだろうな」と思えるところも結構重要。
とはいえ、ヒルベルト空間上のシュレディンガー作用素のスペクトル理論という枠組みからは実は抜け出していないから驚き。
ま、興味を持ったのは「だからこそ」なんですけどね。
現在取り掛かっている研究があるのでそれが終わるまで深入りしている場合ではないのですが、
そこはどうやら、『大きなものほど小さく見えて、小さなものほど大きく見える不思議な数学の世界』。