30代のマークシート

1日かけて色々なところに行きました。
お墓参りとか実家近辺の神社とか。
おみくじは大吉でした。大吉は久しぶり…かな。どうでしょう。
実家近辺に新しくできた回転寿司を美味しく満喫できた反面、
自宅近辺の一番思い入れのあったスーパーマーケットの取り壊された跡地を見て空虚感を味わったりもしました。
子供時代、庶民の夏休みの楽しみであった夏祭りを一番バックアップしてくれていたスーパーマーケット。
不景気についに負けてしまいながらも建物だけは残っていたのですが、
昨年とうとう取り壊されてしまいました。
その建物はこの町のバスターミナルと隣接しており、
雨の日にはバスを待つ人々の屋根となり、
また冷たい風からの風避けの役割も果たしていました。
建物が取り壊されたいま、バス停だけが残り、
いまは屋根も風避けの壁もないさら地になってしまいました。


時代は絶えず移り変わり、街並みも確実に変化していくのに気付かされました。
それなのに、僕は成長しているのでしょうか。
33歳という自覚のある行動が取れているのでしょうか。
色々に飛び交う情報に自分が当てはまっていないこと、
あるいは当てはまっていることに不安を感じてしまいます。
平均であることを目指す必要もないし、平均でないことは羨ましがられる要素であることもあります。
でも、みんなが持っているものを持っていないのはやっぱり性能を疑いたくなってしまうものですね。
平均…恐ろしい言葉だ。統計なんて嫌いです。


不安を思えばこそ、丸1日仕事から離れていることが非常に心苦しいです。
町を歩けば、今日の日を懸命に働く日本人がいます。
休んでいることがなんだか罪悪感として身体中を駆け巡っています。


ブラックカレンダー士。人はそれを愚行と呼ぶかもしれません。
でも、闇が呼んでいるから、俺は立ち向かわなければならないんだ。
闇の世界がある限り、その世界に光をともして回り続けることが俺の使命なのだから。