ショパンの夢

■クリアしました
発売日(6月14日)に購入し、25時間かけてクリアしました。
RPGは大体いつも1年くらいかける(かかる?)のですが、
今回は発売日に購入して1ヶ月以内にクリアするという珍しいパターンになっています。
正直な感想としては、まずエンディングの意味がさっぱりわからず、
ここまで置いてけぼりにされたRPGは初めてでした。エンディングの間中、はてなマークが出っ放し。
「頼むからその行動の意味を説明してくださいショパンさん」という感じでした。
しかし、ネットの掲示板でエンディングの意味を調べたら一気に感動の波が押し寄せてきました。
珍しいタイプのRPGです。これは『ショパンの夢』というタイトルをつけて意味のあるお話でした。
次は9月13日に『FF?クライシスコア』。楽しみ。トレーラーの段階でワクワクします。この頃までに研究はどうなってるだろう?


自分の心の中にもポルカの役割をする人物がいるかもしれないなぁ。
ずっと動いていなかった心の中の時間。それが昨年度1年間で急激に時間が流れた。
そして今現在へと追いつき、心を急激に輝かせた。最も輝いていた1年間だった。
だけどいまは? 心の中の時間はもうほとんど動いていない。
最も輝いていた…か。諦めておいて、よく言うよ。成功はしたけれど、成長はできなかった。
ならばいま、成長に向かって動いているのでしょうか? いや、また「成功」を目指しているような気がする。
成功は、目指せば成功する。しかし、成功したからといって、心も成長するとは限らない。
理想をしっかりと心に刻みきれていないんでしょう。
だから、たくさんの目標を吸収する。そしてずれる。かすむ。磨り減る。
いつも何かをやり遂げていない状態が作られる。やり遂げたことを味わうことをしないんだ。
それが、世間的な成功をしても、心が100%満足しない理由なんだろうな。
自分の心といつもまっすぐ向き合っているようにしていたいけど、
そうじゃないのはいつも見ていられるような代物じゃないってことなのかな。
目を背けたくなるほどたくさん目標を閻魔のように並べ立てて心に詰め込むと、
ごちゃごちゃになって汚く見えるときもある。並べ方が悪いとなんだか違和感がある。
整理整頓、忘れてたなぁ。どう、やるんだっけ?


なんか、ひとつやり遂げると、自信のためか、
またすぐにいろんなことを達成できる気になるのですが、
実際はそんなにすぐにやり遂げられるわけじゃない。
ひとつやり遂げるために費やした時間のことは綺麗に忘れちゃう。
いいところだけ残って、悪いところは消えてしまう。
成功したときの自分のほうが今の自分よりも輝いていて、
昔の自分に負けている、なんて気持ちになったりもするのか。
北川悦吏子さんの小説『ロングバケーション』で「いつも100点取らなくていいよ」
「100点取れないからせめて頑張るんです」みたいな台詞のやり取りがありましたが、
これは結構心に残っていて、僕も「100点取れないから頑張ってるのかも」とかちょっと思いました。
そして、「100点取りたいんだっけ?」「100点取らなきゃいけないんだっけ?」
「研究は100点を取る活動?」「研究における100点って何?」などいろいろ考えました。疑問文ばっかりですけどね。
でもまぁ、「楽しくやれてれば100点!」でもいいか。


さて、現在欲しい数学の本が4冊あります。研究には直接関係しない本ですが、面白そうで困るんですよねぇ。