28日目・夜2

遺品整理はかなりメンタルがえぐられます。

 

母の子どもを想う文章とか出てきたりするので、

「ありがとう」って、めちゃくちゃ抱きしめたくなります。

 

にも関わらず、姿形がどこにもなくて。

目の前に遺骨を納めた入れ物があるだけです。

 

うわなんだこの現実…という気持ちが心の中に生まれて、

グサグサ刺さるんです。

 

ワインを飲んでしまった。必要以上に。いっそポックリ行かないかね、と思ってしまう。

 

「お母さんが悲しむことをしてはいけない」はわかる。

だけど、それが「悲しんでばかりではいけない」にはならない。

悲しいさ。果てがあるのかわからないくらいの悲しみです。

 

特異点を持つですらない。無限に深い井戸型の関数になっている。