レフェリーレポート

論文の内容を理解しようといろんな文献を検索していました。

すると、恐ろしいことに同じ設定の同じ研究対象の違う結果を発見。

しかも、そっちの方が豊富な結果を述べている。

しかも、著者が同じ、既に論文として掲載されている、というね。

読んでいくとほとんど同じ文章が平行線を歩くが如く書かれていて、

で、なぜか最終結果が違っている。なにこれ。イミフ。

ほぼ2重投稿に近いくらいですが、微妙に違うものも入っている。

とにかく途中まで「ええっ!? うそーん。いっしょやーん」とツッコミながら読んでしまいました。

 

もうこれはリジェクトですね。初めてリジェクトのレポートを書く決意をしました。

というわけで、その後2時間くらいかけてレフェリーレポートを執筆。

しかし、数学の研究対象として悪いわけではなく、しっかり勉強して

その周辺の知識が得られたらいいな、という思いはあります。

5月10日までに審査すればいいので、まだレポートは送っていません。

次年度を迎えてから送ることにします。

 

わからーん、わからーん、と色々調べたので、色んな論文に巡り会えたのは良かったです。

引用されている72ページの論文と、主要な解析方法が載ってるとされる11000円の本が欲しい。

あと関連している4400円の本も。新年度早々17000円くらい使いそう。

年度の切り替え近くで研究費が使えないのは不便です。手元に届くのが楽しみです。