時々ニュースになる「俺はコロナだ」「コロナだけど大丈夫?」「コロナビーム」なる発言。
確かに迷惑行為ではありますが、これってある意味言った人も被害者だと思います。
長期間恐怖の情報に晒され続けることで自己暗示にかかってしまっている。
一種のマインドコントロールです。いつ「選ばれしもの」になってしまうかもしれないという恐怖。
じわじわと迫り来る見えない敵が殺戮を繰り返している。
迫り来る? いや、もしかしたら俺はもうすでにモンスターかもしれない。
モンスターとして別の人間をまたモンスターに変えてしまうかもしれない。
それが原因で大切な人の命が失われるかもしれない。俺…自身も?
また今日も、モンスターの巣食う電車に乗って会社に行かなければならない。
行かなければ、職を失う。なんの保証もない。自分の意思では自粛できない。
自粛させてもらえない。なぜなら俺は、人形だ。操られて生きるしか生きる道がない。
ずっとずっとそんな恐怖に晒され続けていると、心の弱い人間の記憶は簡単に支配されてしまいます。
自分自身が感染者だという記憶が植え付けられてしまうことは普通にあるんだと思います。
早く都市を封鎖しなくては、被害は増える一方です。早く、止めて。街はもう汚染されている。
闇に囚われたら…戻れない。