情報が飛び交う中で

早稲田大学は卒業式を中止にしたばかりでなく、授業の開始も4月20日以降に変更したようです。

 

英断だと思います。3月中の収束は、個人的には期待できないと思っていますし。

シンガポールでも感染者が100名を越えたことからも、春の訪れが徐々にもたらす暖かさと湿気では完封は難しい、と思って僕は過ごすことにします。

 

さて、早稲田大学が先陣を切ってくれたので、後を追う大学は増えていくのでしょうか。そうなってくれることを願っています。

あるいは、YouTubeなどでのライブ授業の体制を敷くなど、環境を整えられないかな…。

本務校でも100人を越える授業を担当しているので、環境は悪いです。

また、非常勤勤務先に向かう際、片道2時間の移動の最中、危険に晒され続けることになります。

4月20日以降、であれば様子を見ることができる期間が長くなるのでやや安心感が得られます。

英断を期待します。生命を守ることが最優先なわけですから。

 

我が身を、そして大切な人を守るために、出来ることがないかを考えます。

多くの人が、考えていることでしょう。

考え過ぎて、デマが生まれてしまうんでしょうね。

敵が見えないから、何で策を打てば良いかわからない。仕方なく、トイレットペーパーとティッシュペーパーと納豆と米を買い占める気持ちはわかりますね。

ただ、楽観的な人もいます。大型スーパーの椅子に座って本を読んでいる老人とか、ニュースを見ていないのかな。

さっさと帰ってこたつでみかんでも食べなさいよと思うのですが。危険に晒されているのがわからないのかな。

 

ニュースによれば、収入が激減してしまう人が生まれてしまっています。

そうなると、犯罪件数とか増えるのかな。強盗とか空き巣とか?

オリンピックが中止になれば7.8兆円の損害とか。

 

それは避けたいところですが、経済のことばかり話題になるのがとても残念です。

こういう時の宗教なんじゃないんですか?

各宗教の指導者から、人々の心を安堵に導く言葉がどうして出てこないのでしょう。

所詮、宗教は他の宗教から優位に立つことしか考えずに過ごしてきたのでしょうか。

怪しい宗教は出そうですね。ウチの宗教団体にお布施をするとコロナウィルスにかかりませんよ、とか。

不安を解消したくて支払ってしまう人も出てくるかもしれません。

そんなんで救われるわけがないですが、ワラをもすがる気持ちにつけ込んむ悪魔はまぁいるのでしょう。

そうではない、もちろん無償で人々の心を安堵に導く指導者はいないのか。

どの宗教も、お布施集めが目的でしかないのかな。

 

政治家も、全然国民に向けて言葉を発信してくれません。

国民の気持ちには寄り添っていない感じですよね。

どうして、人々の心に寄り添う言葉を発信してくれないのでしょうか。できない…んですよね。経済のことしか考えられないんですよね。しかも自分たちの懐を温めるための。