90年代は良かったなぁ。
久々に FF8 のテーマ曲を聴いて、
これはもうずっと思っていることではあるけれど、
90年代は良かったなぁと思います。
自分の青春時代だったから、というのもあるかもしれませんが、
感受性を高めてくれる文化が多かったような気がします。
ちゃんと心を震わせてくれる作品がありました。
2000年に入ってから、なんとなくそういうのが薄れていったようにも思えますが…。
最近はもっと酷いですが、大人になっただけでしょうか。
さて、主題歌の「eyes on me」。
当時、この英語の歌詞に何度も何度も触れて、
英語ってなんて素敵なんだろうと思わせてもらいました。
「eyes on me」があるから、「mine on you」でグッとくる。
ここを「eyes on you」にしないところがもう最高なんです。
「Shall I be the one for you who 〜 ?」という文章の構文は、
その後に続く文章のおかげでもうドキドキが止まりません。
言葉じゃなくて、相手の気持ちを確認できる魔法の行動。
いいなぁ。青春だなぁ。
あと「as if 〜」。これも高校英語ではよくある「まるで〜であるかのような」
という頻出表現ですが、英語の教科書の例文にはない、
誰もが抱える青春のもやもやを「〜」に入れてくれました。
片思いの感覚が「〜」からすごく読み取れます。
こんな風に相手を見ちゃうよね、っていう感覚。
ジュリアの歌ですが、スコールとリノアの関係をすごく表現できて、
とにかくもうヤバイくらい100点満点の歌です。
普通に歌を聴いてもまぁいい曲だなぁとは思えるかもしれませんが、
歌詞を噛み締めるともうショックなくらい素晴らしいです。
いい作品、最近は出てるんですかね…。