7年目

来年度に向けて非常勤講師の契約更新の手続き文書を作成しました。


毎年自分の修士論文や博士論文のタイトルをコピペするわけですが,
もう10年くらい前の話になるので懐かしいというか
記憶の彼方にあるものを思い出すきっかけになりますね。
そういえばそういうことをやっていたのか…,という。


また,この大学の非常勤講師は今年で6年目,来年度は7年目に入ります。
特に5年間は本務校と二足のわらじで続けてきたので,
まぁよく持っているなと思います。
毎年毎年,朝4時半には起きて5時半の電車に乗って
出かけているわけですから(後期だけの年もありますが)。
講義ノートを見ずに授業ができるようになった科目があるのも,
その科目をすり減るくらいに教えた賜物だと思います。


その間研究をしていたら…というのはもちろんありますが,
週1回の気分転換としての意味づけもあるし,
非常勤勤務先だと論文が無料でダウンロードできる権利もあります。
あとは国民に知識を還元するとか。でもまぁもうよくわかりません。
もともとはたくさん中間・期末試験を作って自分の所属大学の学生に
勉強の機会を与える意味もあったんだっけ。


いくつかの役割があるのはやはり生きがいにつながるのでしょう。
でも6年目半を過ぎたいま,なんとなくよく持っているなぁという気分になっています。