アイリング

研究インピュリティリングは、もう今日の議論を経て、
論文にし始めてよい段階まで来たと思っています。
もちろん、これ以上詳しくやるなら先はあるんでしょうけど、
現段階の結構大雑把に切った状態でもとりあえず、
想定していた結果が得られているので、一旦整理しようと思います。


…が、明日から早速論文にしていく…というのはまだいいかなと思います。
とはいえ、せっかく記憶を取り戻しているのもあるので、
忘れないうちには書き始めたいところ。
期末試験明けくらいがちょうどいいかな?
明日は自由に数学をやって過ごします。


今回の研究って、勉強の要素が強かった気がします。
ある論文を理解しようとして、でもちゃんと書いてないから
いろいろ調べたり考えたりしているうちに、
そういえばこれってそのうちやりたいと思っていたテーマに使えるんじゃ…?
と思って始まりました。
そして、9月に断るに断れない論文査読の仕事が来たのと、
9月の自分の研究発表に対してもらったコメントから、
この研究テーマの意識を無理矢理に脳内に植え付けられた感じか。


勉強したりモデルを模索して計算したりを繰り返しながら、
4ヶ月くらいでなんとなく落ち着いた感じか。
実際に始めたのは、査読の仕事が終わった10月末からっぽいです。
そうなると思ったより短期間で解決したことになりますね。
その間、雑用もいっぱいあったわけですし。


この研究はやって良かったです。
インピュリティリングはインピュリティリングでも、
もう少し簡単なバージョンがあって、そっちも多分またやりたくなりそうです。
技術的にも結構自分の中では新展開を迎えられていて、
新たな手法を身につける鍛錬の時間となりました。
新しいシリーズ展開も期待できます。


できれば空間対称性を設定しないものもそのうちできるようになりたいけれど、
それは現時点で何からやっていいのかよくわかりません。
勉強したら何かわかるのかな。