環境

6泊7日を過ごす宿舎で最初の夜を迎えています。


部屋は内鍵をかけられるものの、外から鍵をかけられず、
研究集会や食事に行くときは開けっ放しにしておかなければならないようです。
みんな大して気にしていないようだけど、とても不安です。
パスポートとかお金とか、大事なものは常にカバンに入れてガードしなくては。
自分の身は自分で守らないとね。


シャワールームが付いていますが、扉がなく、
うまくやらなければ洗面所が水浸しになりそうです。
とりあえず壁に向けてシャワーすれば意外と外に水は溢れなくて大丈夫そう。
これまでの2日分の下着をとりあえず洗濯して干しました。


シャワールームの乾燥機みたいのがうるさいです。
このまま乾燥機の音を聞きながら寝るのかなと思ったら、
シャワーを浴びて2時間後くらいにとりあえず止まりました。
ひと通り湿気を取ったから満足して止まったのか、
それとも一括管理されていて管理人さんが夜だから止めたのか全く謎です。


いま気になっているのは部屋干しで洗濯物が乾くのがどのくらいかかるのかです。
手で絞っているので、脱水は洗濯機に負けているでしょうから、
2日くらいかかるかな? 逆算して洗濯しないと、
乾ききってない洗濯物を入れて帰らないといけないので経過を観察します。


乾燥機のせいなのか、この地方が乾燥しているからなのか、喉がすごく乾きます。
宿泊しているのはすごい山の中で周囲にお店はありません。
コンビニでジュースが手軽に買えるという普段の生活のありがたみを感じます。
山ごもりの修行のように感じてきました。
喉が乾く問題に戻ると、一応、大学内の図書館で飲み物が買えます。
無人の販売所で、好きなだけ盗まれそうな商品棚と支払い箱が無造作に置いてあります。
でもビンの飲み物なので買い込んで部屋にキープしても
栓抜きがその売店に行かないと使えません。
その図書館は別の建物だから、夜に喉が渇いても
気楽に買いに行ける感じでもないんですよね…。
夜にオートロックでもかかって締め出されたらシャレにならないですし。


というわけで、ドイツの水は飲めるのか検索。
なんと、飲めるどころか、ミネラルが豊富で、ミネラルウォーターより高品質とのこと。
という言葉を信じて飲んでしまいました。
あとでやめたほうがいいという記事も見つかりましたが、どっちなんだろう。
その人次第、という感じなのかな。少し様子を見ます。


こんな陸の孤島ですが、施設内はWiFiが飛んでいて、
ネット環境に困ることはありませんでした。
イモトのWiFiをレンタルしてしまいましたが、
まぁ事前に情報が得られたわけじゃないので仕方がないですよね。


あとは何だろう。プログラムは今から決めるんだそうです。
明日の9時から研究集会が始まるのに大丈夫なん?
とりあえず僕の講演は明日の朝って依頼されましたから、そう信じますよ?
最早、もうどうにでもしてください、という感じですけどね。
誰がどんなタイトルの講演をいつするのかも現状不明です。
ゲリラライブじゃあるまいし、テキトーでいいから順番くらい決めなはれ、と思うのですが。


みんなそんなこと気にしないくらい数学に打ち込んでいるのかもしれません。
ドアに鍵がかからなくても、盗難を心配するのとは無縁なくらい
数学に没頭しているのかもしれません。
ああ、僕は全然そんな没頭する感じじゃないなと、自分の感性を疑ってしまいます。


よくわからんですが、とりあえず6泊7日もここで過ごさなければならないので、
なんとか生き延びようと思います。はよ帰りたいとは言わないけど、
時間が許す限り、部屋にこもっていたいかなぁ。


あと、自分の英語力はもうちょっち行けるかなと思っていましたが、
結構人に寄ります。わからない人は全然わからない。
系統によります。ふわふわ英語のオーストラリア系?は全前ダメっす。
カタカタ英語のアメリカ系で話して欲しいなぁ。
と言いながら、去年アメリカに行った時は、
本場の英語はこんなに早いのかと圧倒されましたが。
色々ダメや!