「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」
という本を大学の図書館から借りていましたが、ここ3週間分の移動時間を使って読了。
表紙が可愛いなー、京都が舞台っていうのも懐かしくていいな、
という感じの理由で興味を持ちました。
「嫌われる勇気」そっちのけでとりあえず読みました。
そういえば僕は、ファンタジーと現実の融合された話は好きじゃなかったんだった。
現実世界を舞台にしているけど非科学的なことが起こるとちょっと冷めてしまいます。
哲学者ニーチェが現代社会に生きる人間に乗り移って
しばらく現代の京都の町を生きるわけですが…。
その設定には違和感を覚えつつ、なおかつニーチェの人格もそんなわけない感が満載。
ニーチェがポケモンゲットしますかね。まぁニーチェの人格を知らないわけですが。
ニーチェの偽物感の違和感はずっと続きましたが、
まぁ哲学的やりとりの方に注意しながら読んでいきました。
まず、ニーチェも哲学も全く予備知識がありませんでしたが、
ゼノサーガがニーチェと関連しているのを今になって知りました。
力への意志、善悪の彼岸、ツァラトゥストラはかく語りき。
ゼノサーガの副題はすべてニーチェ関連のものだったのですね。
ゼノサーガは2までクリアしました。3は面白いらしいですが、プレイしていません。
そのうちやりたいとは思っていたのですが、時間を作れていませんでした。
PS2は引っ越してきてからダンボールに入れっぱなしです。
何年も動かしてないからいま動くかな…。
動かなくなっていた時のショックが大きくて試せない状況です。
ゼノサーガはさておき、本の感想に戻ると、
なんとなく哲学的話題として面白いところがあった気はするけれど忘れてしまった、
というのが正直なところ。「嫌われる勇気」の方がまだ半分も読んでいなけれど、
哲学的考え方の面白さに感銘を受けています。
忘れてしまったのはこちらが悪いので、返却する前にもう一度見出しくらいを見直して、
部分的に読み返したいところです。なんかあったと思います。忘れましたが。
ゼノサーガを久しぶりに意識したので、ちょっと検索したら、
グノーシスは虚数空間に存在するから実数空間の人間には触れなくて、
ヒルベルトエフェクトがどうたらこうたらしていました。
これは…なんかの量子力学ですか?