シンガポールの研究集会で発表する題材をどちらにしようか迷っています。
「Zブレイク」か「スーパーZ解析」かどっちがいいかなぁ。
来年の3月にどっちの発表をしたい気分かなぁ,という問題なわけですが,
そんなのわからないですよねぇ。
「スーパーZ解析」の方が見た目は目を引きやすいです。
「Zブレイク」であれば既にチリで発表しているので,
新たに資料を作る必要がありません。楽をするなら後者です。
なんとなくですが,1年に複数種類の講演をするのは準備が大変です。
1年に1本くらい論文を書き,その題材を研究集会で発表できるように
スライドに書き直すくらいがちょうどいい気がします。
今年は「2つのq」と「Zブレイク」のふたつの発表用スライドを作ったので
手間が2倍かかりましたが,その手間は省いて研究をした方がいいと実感しました。
というわけで「スーパーZ解析」はまだ隠しておくことにしようかな。
というかシンガポールは数学者がいないところでの発表になりそうなので,
あまり数学的に説明しすぎても伝わらないんだと思います。
証明に関することは何もせず,定理の主張やバックグラウンドの紹介として
導入の部分に時間を割いて,そのあとこれまで書いてきたZ解析シリーズの論文を
全般的に総集編としてまとめ上げた方がいいのかもしれません。
専門用語がまるで違うと思っておいた方が良いかと思います。
そういう意味では何でもいいのかもしれません。
一応,「Zブレイク」をメインにしておいて,その周辺についても触れる,
ということにしようかな。
講演時間はたったの25分です。「Zブレイク」のスライドは,
証明に関してほぼ何も触れていない状態で37ページ分準備してあります。
既に25分あっても話しきれない分量だと思います。
これにバックグラウンドを豊富に入れれて,
込み入った部分をカットする作業を2月くらいにすれば
それなりに準備をした気分にもなれますしいいような気がします。
うん,それでいこう。