おやすみラフマニノフ

『おやすみラフマニノフ』(中山七里著)を読み終えました。
面白かったです。FF13のラスボスよりよっぽどインパクトのある犯人でした。
意外な人物が犯人、という意味ではなく、犯人の人間性インパクトがありました。
そして犯人のセリフもまた衝撃的。ミステリーなのでネタバレしちゃうのはダメだから、
これ以上は言えないけれど、頂点を目指して努力しなければならないと思いました。
ロシアの冬の情景の描写がなんともリアルで、自然の脅威も改めて思い知らされました。
まだ子供だった頃、大雨とか雷とかに感じていていた畏怖のようなものを思い出しました。
そして今作もまた、どんでん返しの結末を楽しませて頂きました。
ありがとうございました。