副業

非常勤講師の打ち合わせに行って9時半頃帰宅しました。
歓迎していただき, 夜ご飯もご馳走していただきました。
4年度前と同じ職場なので懐かしい思いが再び。


なんだか記憶が4年前に少しさかのぼり,
「いつものようにこの大学に通勤していた」頃に戻ってしまっていました。
大学院を出たばかりのあの頃。そしてまだ京都を知らなかったあの頃。
そう。まるで京都での2年半がなかったかのような。
まるで京都での生活はすべて夢で,3年前にこの大学を退職することなく
そのまま今につながっているかのような感覚, になりました。
いや, そんなはずはない。俺は確かに京都で2年半過ごしたんだ。
夢なんかじゃ…ない…。


「ちがうの、クラウド
「言葉にすると…恐ろしいことになりそうでずっと隠してた」
「でも、今は隠さずに言うね」
「あなたはいなかった。クラウド、5年前、あなたはニブルヘイムには来なかったのよ」


2年半の間,あなたは京都にはいなかったのよ。なんてね。
でもそんな感覚がふいにしてしまったのは事実です。
京都にはいまは戻れない。夢から覚めたという表現は正しいのかもしれません。
思えば,京都にいるときもときどき出張で地元に戻ったりすると,
まるで京都の生活は夢なのではないかと思えた時がありました。
京都は夢。幻とかそういう意味じゃなくて。故郷みたいに大切に思える場所なのに。


さて,土地的な懐かしさに加えて,
論文の閲覧もできるということがあり(いまの所属大学はできない!!!),
いい職場だなーっていうのを実感して帰ってきました。
周りの先生方も懐かしかったし,新しい出会いもありましたし,4月って感じでしたね。


往復の電車内時間は4時間。行きは読書と講義ノート作り。
帰りは座れるようになってからですが研究して帰ってきました。
いずれタイミングに応じてパソコン作業もしようと思いますが,
「清書」ができないというのが少しもどかしかったです。
基本的に狭い座席に座って電車に揺れながらの計算なので,
どうしても字が汚くなってしまいます。
4時間あればそれなりにいろいろできるのですが,
汚い字しか書けないというのはちょっと辛いです。
少し気分的な余裕が出てきたら読書を楽しみながら通勤したりもしようと思います。