大学の環境

所属大学の不便さが半端ないです。


まずは研究面。数学の書籍が図書館にほぼありません。
論文は気になるものがある時にはすべて他大学からコピーを送ってもらうように注文するしかありません。
数日間待ってから大学に届くことになる上、コピー代は研究費から引かれます。
内容をパラパラとその場で見て、必要だったらコピーしてちゃんと読む、ということもできません。
文献がない理由は、お金がないからとのことです。


次に研究室。赤い水が出ます。これは僕に充てがわれた建物全体の問題。
水道管が古いらしくて、サビか何かが水に混じるんだとか。
しばらく流し続けていると、普通の水に戻るとのことですが、
とてもじゃないですが安心して飲めません。
修繕費は申請中で、来年直してもらえるかも、とのこと。
つまり大学にはそういうお金はないみたいです。
前の所属していた私立大学なら、お金持ちなのであっという間に直っていることでしょう。
毎週会議をやっているので,1週間以内に業者が入るはずです。


そして大学のルール。研究費でボールペンひとつ買うのにも見積書や申請書を提出し、
1日以上購入許可が下りるのを待ってようやく注文または購入ができます。
アホなんじゃないでしょうか。研究に必要なものが生じても、目の前の生協にあるのに研究費で買えない。
そしてそういった申請書などもいちいち書類を作らなければなりません。
前の私立大学なら、必要なものはその場ですぐに買えたし、
領収書を渡せば書類は事務の人がすべて作ってくれました。


そして大学生協。食堂のメニューは数個。そして1時半に閉店します。
夜まで大学で仕事がある日があるというのに?
閉店の理由は採算が取れないから、とのこと。ここでもやっぱりお金がないんです。


この辺りが、早くも異動を考える要因ですね。まぁしばらくは我慢…か。