微分積分と線形代数

微分積分はε-δや一様収束,線形代数は対角化や三角化の可能性など,
それぞれ真面目に定理の証明を考えると難しいものはまぁまぁあると思いますが,
そーいうのを抜きにして,単に1年生に計算問題を出す場合に,
微分積分線形代数とどっちの方が学生さんにとって難しいのかな,
というのを採点をしていて(まだ最中ですが)考えさせられたのですが,
僕の意見としては,微分積分の方が計算は楽だと思っていて,
線形代数行基本変形とかでいくつものデータをいっぺんに処理しなければならないので,
微分積分より計算ミスがしやすいと思っていたのですが,どうもそうでもないみたいです。
微分はまだましなのですが,積分を「こうも間違うか?」と先が心配になるほど。
まぁ勉強した形跡が見られないことも多々ありますが。
(授業中に答えを書いて「出すよー」って言ってても白紙とか。)