Discussion by the Skype

ロシアの先生と20分程度のショートディスカッションをしました! そう,Skype で!


昨日の日記でも書きましたが,「Skype で数学の議論? どうなっちゃうの?」という印象があって,
不安だったのですが,まぁもうやることになってしまったので,もう考えても仕方がない,と思って Skype にログイン。


まずは7時前くらいにコールが来て,Skype 開始。先生の顔が表示されます。
思ったよりも音声がクリアに聞き取れてひと安心。
外国人と Skype で話すことが初めてというのもあって,
英語が聞き取りづらかったらどうしよう,という思いは取り敢えず払拭されました。
イヤホンで聞ける分,周りのノイズがなくて,実際にお会いして話すよりは聞き取りに関してはしやすいくらいかもしれません。


…が,まだ「一体どうやって数学を?」という疑問が残ります。
はじめは送ってもらったファイルを見ながら説明を受けます。
そのあたりはまぁ想像の範囲内だったわけですが,
数学の議論なので「数式を書きながら議論,というのをどうするの?」という一番の疑問は次のように解決されました。
なんと,その場で TeX を打ち始め,メールで数式の原稿が送られて来ました。
で,それをコンパイルして pdf ファイルを作り,そして議論再開,という感じでした。
なるほど,生 TeX 原稿が送られてくるわけですね。


これならなんとかなりそうだな,という感じがしました。
今日はまぁ Skype で数学をやるための練習,といった感じで,手短に終わりました。
とりあえず,いま横浜から友人が来ていて,数学は3日以降本格的に再開するということを伝えて,
そして,Skype で数学をやるのは初めてで不安でしたがなんとなくわかって安心したことも伝えて,
Have a nice year! と言ってお別れをしました。


しかし Skype に関しては改めてすごいソフトだなと思ってしまいました。
いまはまだロシアの先生は日本におられますが,
ロシアと日本でも顔を見ながら基本通信料だけで会話ができるんですもん。
いやはやびっくり。5日間のおもてなしで京都を楽しんで頂けたと思いますし,
2012年の最後の良いご縁を作ることができたと思います。


また,2013年からも気持ちを引き締めて,研究を進めていきたいと思います。
よし,なんかまとまった。というわけで,今から今度はまた横浜の友人の相手に戻ります。
ホントにもう今年度末は何が何やらです。ではでは,皆様も良いお年をお迎え下さい。