書評のお仕事

日記には書きませんでしたが,11月19日(月)に書評の原稿についての審査報告を受けました。
書評は依頼されたお仕事でしたが,原稿が悪ければ
大幅書き直し・掲載却下などの結果になることがあります。
論文に投稿したことはあっても,書評の文章を書くのは初めてだったので,
却下される可能性がある以上「どうかなぁ」という気持ちはどうしてもありました。
…が, 細かい校生がある程度で, 審査報告としてはお褒めの言葉が書かれていました。
これは大事に保管しておこうと思います。日本語で書いてあることもあって,
論文のアクセプト通知より嬉しかったと言えなくもないかもしれません。
細かい修正, を済ませて20日(火)に修正した原稿を送り直しました。
これで恐らく書評のお仕事終了, ということになるでしょうか。
原稿料は1万円です(笑)。ただこれはお金の問題じゃないです。
日本国内の分野を問わずほぼ全数学者の手元に届く雑誌の記事になるので,
1万円もらえて, 勉強する機会ももらえて, なおかつ名前を売って頂いていると考えられます。
読みながらノートを作っていたので, この分野の講義ノート的なものも下地ができた気もします(使用する機会があるかどうかはさておいて)。


とりあえず物質的な報酬である1万円は, 普通の1万円と比べて重みが違う気がします。
保管しておくというのもひとつの手。個人的に労をねぎらう意味でも高めの食事代にするのもひとつの手。