FF7

FF7のプレイ日記のようなブログを見ていたら、こんなセリフを発見。


ヴィンセント「クラウド・・・船を大空洞へ。空をかけめぐる時間は終わったのだ。今は地の底が我々の戦場・・・。天の光ではなく、地の底のやみそこが明日へのとびら・・・」


そういえばあったなぁと懐かしい気持ちになりました。
状況的にはDISC3突入時にラストダンジョンである北の大空洞を前にしたヴィンセントの台詞です。
『天の光ではなく、地の底の闇こそが明日への扉』というのが深いなぁと思います。
ライフストリームが渦巻く北の大空洞奥地に眠るセフィロスを倒して、
エアリスの想いである白魔法ホーリーを解き放ち、黒魔法メテオから星を守る、
というのがゲーム内での直接的な意味合いですが、
(「7はどこがファンタジーなんだ」という記述をよく見ますが,
黒魔法と白魔法それぞれの究極魔法が相対する様子をクライマックスに持ってきているので
ある意味一番ファンタジーだと思える作品なんだけどな…)
暗闇の世界に光を届けてこそ、新しい明日を切り開ける、
という状況は現実世界でもよくあるように思えます。
わからないことを調べて行く時は、全く先が見えない暗闇の中を旅するようなもので、
でもそれができなければいずれ光の世界にも闇が押し寄せるというか、
結局わかっているものよりもわかっていないものの存在が大きく感じられてしまいます。
わからないことをわかることに変えていくことが、
結局は明日の光につながっていくと思うので、
浮ついた社会とはたとえ少しの期間距離を取る形になったとしても、
きちんと暗闇に向かい合い、孤独な戦いは続けていかなければならないですね。
意味のある戦いは往々にして孤独な戦いとなるものなのです。なんちゃって。