送信!

6月26日に依頼を受けた「数学書の書評」のお仕事を本日終了させました。
21日に書き上げた文章を1週間寝かせて読み直し,
少し手直しをして完成版とし,原稿をメールで送信。
審査されて修正を求められることになるとは思いますが,一旦自分の中では終了しました。


約4か月,この書評の仕事を中心に生活がまわっていました。
他の仕事もしながらですが,他の仕事はおまけみたいな気持ちでやっていました。
7月はそこまで取り組んでいなかったものの(序盤の約100ページを読んだだけ),
8月以降今に至るまでの3か月間,お休みは3日しかありませんでした。
(8月に時差ボケ修正日,なんとなく休憩日が合わせて2日,
9月末に1日ひたすら寝ていた木曜日が1日あっただけです。)
北海道にいようがデンマークにいようが書評の数学書は常に持ち歩いて
時間を見つけてはひたすら前へ前へ進んでいった感じです。
文句ばかり言って読んでいたので,3か月間の日記を見直すと相当いやいや仕事をしていたように見えますが,
最終的には書評の原稿では,1行しか文句を書かずに書くことができ,
また実際に読みごたえはあった,というすがすがしい気持ちになっています。
たぶん,いい本を読んだんだと思います。


しかしながら,やはり間違いがあったり読みにくい所もあったりして,かかった時間は4か月。
1年の1/3はこの仕事にか関わっていたことになります。
この間研究が足止めされていた事になるわけで,
個人的なノルマはかなり圧迫されています。
そういう状況のはずなのに,ひとつの仕事を終えた事で,若干放心状態。
生活の中心になっていたものがぽっかりなくなって,
「今の立ち位置がわからなくなっている」という弊害が出ています。


今年は残すところあと2ヶ月。幸い書類関係の仕事も新たに発生しない限りにおいては完全に一掃した状態です。
邪魔者はすべて排除した! (定期的に講義やゼミはありますけどね。)
すっかり抜けてしまった勘をまずは取り戻して,残りの2ヶ月は研究を中心とした生活を送ろうと思います。