今読んでいる章のすべての定理に以下のいずれかが言える気がする。
- 1.定理の主張が正しく述べられていない。
- 2.証明に間違いがある。
- 3.証明に定義していない記号・文字が登場する。
- 4.タイピングミスがある。
- 5.説明がわかりづらい(これは個人の能力に寄りますが…)。
いま読んでいる定理は,1, 3, 4 に該当するかもしれない(1, 3 は該当している。4は疑惑アリ。検証中。)。
個人的に一番嫌いなのは「3」。
普通新しい文字が登場するときは,その文字の意味を説明しなければなりません。
これまで出てきた式が長いから何か別の文字に置き換えてみたり,
何か特別な性質を満たすものが存在する事がわかっているからそれを新しく文字で置いておくなど,
新しい文字が登場するには理由が必要だと思います。
「これが成り立つことがわかる」の中にそれまでの内容と脈略のない文字が登場しちゃダメだと思います。
前後の文章から判断できる場合はいいですが,そうでもないので伝わりません。
定義がわからなければ解釈の使用がありません。
定義があってこその数学だと思います。
定義がないなんてナンセンスです。
どうしたらこういう書き方になってしまうんだろう。