読みにくい

書評の本で,対称作用素から自己共役作用素を作るあたりの話が出てきているのですが,
なんだかとても読みにくいです。いろいろすっ飛ばしている気がします。
不足指数が一致していれば,対称な閉作用素に対して自己共役拡張が作れるのですが,
証明があまり丁寧ではありません。「証明がいるだろ」というところに証明がない。
唐突なギャップに戸惑ってポカーンとしているところです。
内容としては知っているのですが,この部分は知ってる人向けに行間を作って書いてるのかな。
行間は他の本で補って読んでいますが,この本の流れで読もうとすると穴があるように思えます。
間違った式も書いてあるし…。この部分はダメなテキストな気がする。