講義の準備

10日後から始まる講義の準備,もう終盤に差し掛かっているので,
クライマックスが近くなってきています。


しかし,留数っていまさらですが格好良いですね。
留まりし数というネーミングがなんというセンスなんだろうと思います。
というわけでなんの講義かわかってしまいますが,複素関数論です。
複素関数論はそれはもう大事なものがたくさん詰まっているわけですかから,
限りある時間の中で詰め込みきれない要素がたくさんあって,
その取捨選択の吟味のために,講義の準備はやけに時間がかかっております。
今日はとりあえず特異点を分類したところまで来ました。


与えられたシラバス通りの進度で進むのは無理!
証明をガンガンすっ飛ばして進む進度なんじゃないかなと思えてきます。
進めばいいってもんでもないでしょうし,僕はゆっくり確実にやります。

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まずはこの2点を片付けるのが先決ですね。


今日の分の講義の準備を終わらせて,チューハイをひと缶飲みました。酔ってフラフラします。
どんなに酔ってフラフラ歩いても,閉曲線になって,その経路と内部を含む領域で関数が正則ならば,
その積分経路にそった積分は0なのです。というのが複素関数論のひとつの重要な性質ですね。