中断された物語は完結された物語よりも強く心に残るものなんだそうです。
最後までやり遂げた場合，次から次へと目標に向かっていく事になりますから，
ひとつひとつの出来事をかみ締めている暇はないかもしれません。
実際，２年半の間，あまり過去を振り返る事はなかったような気もしています。
では，叶わなかった夢がひとつできてしまった今，
これまでのことは強く心に残るのかもしれません。
最後まで叶わなかった夢の事を考えて過ごした２年半。
最後は，とても悲しい物語につながって，僕はその物語を読まなければなりませんでした。
でも目を閉じて思い出される出来事の多くは，忘れては困る大切な思い出です。
その思い出をザイガルニック効果によって，
永遠に心に刻み込んでおく事ができるなら，
それはある意味でいいことなのかもしれません。
思い出に…ピリオドを打つとしますか。
