実はこの数日間、どん底にいました。
3月24日に第6の研究のミスがないかどうかの検査をしていたところ,
簡単には修正不能なミスを発見してしまったのです。
ほぼスタート地点に位置する式において, 添え字をひとつ書き間違えてしまい,
それが原因でその後のストーリー展開が完全に変貌を遂げ,
ちょっと修正すれば済んでしまうような問題ではなくなってしまいました。
ほぼスタート地点でミスを犯しているため, その後の話はまるで無意味な議論だったし,
なにしろ出来てないのに出来たことにしていた自分が恥ずかしく, そして悔しくてなりませんでしたね。
再挑戦を試みるも既存の方法ではできないし。
水曜日・木曜日は絶望に打ちひしがれていました。
やけになって DS 版 ドラクエ 4 を購入し, 自暴自棄のままひたすらやり続けて早くもエスターク撃破。
金曜日に少しやる気が回復し, 2日間かけて夢中で解析。
実は水曜日の時点で, たったひとつだけ希望の光となるかもしれないアイディアがあったのですが,
もしもそれもダメだったらと思うと怖くて手が出せずにいました。それもダメだったら打つ手なし。
この第6の問題はちょっと思い入れの強い問題だったので, 本当に解けて欲しかったんです。
2日間かけて, 希望の光の他にもちょっとしたアイディアを加えつつ, ついさっき修正できました。
証明もちょっと面白く, 回転を何度も組み合わせて, くるくると式を編み出しては結論へと道を作っていった感じですね。
理論的には解けるけれどもかなり難解な式をうまく避けて,
それなりに扱いやすい式を保ったまま式変形を繰り返していく様は思い出深いです。
もう修正不能だと思っていた欠陥工事が、なんとかなりました。
