京都講演練習

■講演練習第1回
講演練習第1回予定日だった15日の月曜日は、
実は内容添削のみで講演練習は行われず、本日第1回目をやりました。
現在の最新版は41枚のスライドで構成され、枚数的には増加傾向にあるのですが、
2nd の結果の証明の概略と 3rd の結果の紹介を入れても(50分中)43分で仕上がっているため、
時間的にかなり余裕がある状態だと解釈することができます。
枚数が増えているのに時間的に余裕が出てきているのはどうしてなのか、自分ではよくわかりませんが、
とりあえずそういう状況に落ち着いてきて嬉しい限りです。


そこで、先生からアドバイスがあり、1st の結果の紹介も挿入することにしました。
自分の中では 1st の結果は、その内容で5回講演したという事実から、
もう既に「古い結果」というように無意識のうちに位置づけていた部分がありました。
それゆえに今回の講演ではその内容を伏せてしまっていたのですが、
1stは(こっそり?)2nd、3rd の動機付けになっており、
内容として組み込むことで論文の宣伝効果が付加するということまで踏まえて考えれば、
「紹介する価値は充分ある」という意味づけをアドバイスとして頂いて参りました。
おかげで 1st〜3rd までに得られた定理をすべて網羅した内容として完成させることができそうです。
先生のアドバイスに感謝。ありがとうございました。


若干手直しはされたものの、「聞きやすかった」との感想まで頂くことができて、
「とりあえずはひと段落」という感じでしょうか。
今後、身体に覚えこませるためにたくさん個人練習を繰り返していきますが、
先生の前で練習するのは、今日が最初で最後、一発 OK ということになりました。
(今後、ノリ次第で「念のためもう一回くらいやっておきますか?」という話にはなるかもしれませんが。)


「聞きやすかった」というありがたいお言葉を頂くことはできましたが、
内容の重要度に応じた声の強弱の付け方など、
調整することができる点が散りばめられているので、完全版を目指して突き進んでいくことにします。


院生親睦セミナーのときに起こった「セミナーズハイ」という現象が、
今回は起こるのかどうかも気になるところ。
(「セミナーズハイ」は笑いが取れたことによって得られた充実感だったかもしれなくて、
そうだった場合、今度の講演では起こらないんだろうけど。)


そして今日は久しぶりに妄想をしました。
今日の講演練習は先生と1:1で行われたのですが、
「講演練習」ということなのでなるべく本番に使い状況を想定するために、
本番とのギャップを想像で埋めました。
つまり、「会場びっちりに視聴者がいる」という光景を頭の中に作為的に植えつけたわけです。
おかげで、初めの1分間くらい、声、裏返ってました。
これは、妄想で何度かあらかじめ緊張しておいて、本番の緊張感を未然に緩和させておくことを目的とした行為です。
いままでもこれのおかげで割と緊張せずにやってこられました。


さて、講演練習も落ち着いてきたので、そろそろ新幹線の切符を買います。